
1929年(昭和4年)の東京駅とツェッペリン伯号をカラー化
カラー化してもさほど面白味のある写真というわけでもないのですが、現存する東京駅と比較すると興味深いものがあます。
駅舎両翼のドームは東京大空襲で焼失し、現在の屋根となりました。
上空に見える飛行船はドイツのGRAF ZEPPELIN (LZ127型)「ツエッペリン伯号」。
世界一周の途中、燃料補給のため阿見原、今の霞ヶ浦にあった飛行場に寄港したときのもの。
写真、左に見える三つの点はおそらく新聞社の飛行機ではないでしょうか?
当時の新聞によると、ツェッペリンが東京に飛来したのは夕方だったようです。
カラー復元写真も半ば強引に夕方に・・・(>_<)
でも、西日を受けて明るい東京駅の駅舎壁面に対して、空が異様に暗い写真の理由がこれで説明できそうです。

現在の東京駅
左右のドームは8角形寄棟とも言う直線的な屋根に修復され現在に至ります。
駅の中からはドーム天井になっている様子が見えますが、
そのドームはジュラルミン製で、木造屋根の内部に格納された形です。
すでに現在の形状の東京駅のほうが歴史的に長く存在しています。
現在東京駅は大正時代の姿に戻すべく、復元工事が行われております。
紆余曲折の議論の果ての着工との事です。

復元工事の完成予想図
パース図の右側はカラー化した写真とほぼ同一のアングルです。
工事完成後の姿が忠実に往時を再現したものであることが分かります。

空襲で焼け落ちた東京駅と、終戦直後の修復工事の様子
1945年(昭和20年)
右側の写真、大屋根の木組みの下にジュラルミン製のドームが垣間見えています。

meet-me内に3Dで再現された東京駅
特に夕刻には叙情豊かに茜の空に照り映えます。


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by あおねこ
フライトシムによる再現景観集